25944390131b7099baebaa6104c3fa80_s

セラピストのワークスタイルの変化が加速中

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の80%が医療機関で働いており、セラピストは医療機関で働くというイメージが一般的である。

しかし、近年、少子高齢化による国内労働力の減少、急速なグローバル化、価値観や多様化、テクノロジーの進化により、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の働き方が変化しつつある

医療機関に勤めながら、休日を使って社会貢献活動を行うセラピスト

大学院等の研究機関でビジネスモデルの構築と実践を行うセラピスト

行政や地域の公的機関と連携し介護予防に取り組むセラピスト

住宅型老人ホームに勤務し、住民に介護予防・健康予防を啓蒙するセラピスト

福祉用具を開発し、福祉用具と総合事業をタイアップさせた事業に取り組むセラピスト

医療・介護職を対象に経営・運営・人材育成などのコンサルティング行うセラピスト

ブログ等を用いて、リハビリテーションに関する情報を発信しているセラピスト

研究内容をリハビリ技術開発に繋げ、市場に技術としてリリースするセラピスト

などなど・・・様々なセラピストのワークスタイルが生まれている。

このようなワークスタイルの変化は、従来の副業のような「単に別口の収入を得る」を目的にしたものではない。

セラピストとしての知識や経験を活かしつつ、社会とのコミュニケーション、情報共有、人とのつながり方を抜本的に改めて、社会貢献やイノベーションを創出し、新たな「価値」を生み出すことを目的にしている。

037e273b92d7067f192178b8309a50a7_s

ワークススタイルの変化は今後50年間の大きな潮流である。

ワークスタイルの変化を支えていくためには、雇用や就労形態の多様化、会社と従業員の関係の変化、企業の新規ビジネスへの意欲、ワークライフバランスの適正化など多くの課題が存在する。

しかし、日本の医療機関や介護事業所は保守的な考えのところが多く、セラピストのワークスタイルの変化の普及は容易ではない。

医療機関や介護事業所は自らの会社の経営課題と従業員ニーズのバランスを考慮しつつ、従業員の未来 の働き方も支援しなければならない。

今後は、柔軟 な働き方と魅力的な職場を提供できる医療機関や介護事業所が人気を集める可能性が高いことから、ワークスタイル変革を推進が、人材戦略の重要な柱になる時代も近いだろう。