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ヒューマンスキルの欠落はPT・OT・STの致命傷となる時代

「ヒューマンスキル」とは他者との良好な人間関係を構築・維持するために必要な能力や技術であり、業種・職種に関係なく、誰でも仕事を遂行する上で求められる普遍的なスキルである。

特にPT・OT・STは多職種連携や自分より年齢が高い患者、家族と接することが多いことから、ヒューマンスキルの欠落は、仕事をする上での致命傷になる可能性が高い。

ヒューマンスキルは以下の5つに類型される。

1.ビジネスマナー
あいさつ、態度、身だしなみ、言葉づかいなどを時と場所に合わせて行うことができる能力

2.ロジカルシンキング
物事を筋道立てて、論理的に考え、わかりやすく物事を伝える能力

3.自己管理能力
感情をコントロール、タイムマネジメント、セルフケアマネジメントなど自身で物事を管理する能力

4.コミュニケーション能力
信頼関係を築くことができるコミュニケーションを展開する能力

5.キャリアプランニング
自分の人生や仕事を自分自身の力により能動的に変化させていく能力

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PT・OT・STの教育では臨床技術に関する内容が大勢を占めているが、実際の医療・介護の現場では、上記したヒューマンスキルの欠落により業務上の支障が出ることの方が多い。

医療機関や介護事業所の先輩職員でさえヒューマンスキルが欠落しているため、新人や新入職者が正しいヒューマンスキルを学ぶことが困難である。

したがって、今の時代に生きるPT・OT・STは自ら能動的にヒューマンスキルについて学ぶ必要があるといえる。

ヒューマンスキルが学べるセミナーや資格取得により、基礎的な知識や経験を磨き、現場で積極的にヒューマンスキルを試していく人材がこれからの時代では、活躍していく可能性は高い。