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2016年診療報酬改定から考えるPT・OT・STの働き方

診療報酬改定は医療保険の公定価格改定という意味だけではない。
診療報酬改定は国が制度改革を通じて、医療従事者の働き方の変化を求めている。

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診療報酬改定・介護報酬改定は「働き方改定」である

今回の改定においてリハビリテーション分野では下記の項目が注目された。
回復期リハビリテーション病棟におけるFIM利得と在院日数の短縮
地域包括ケア病棟の役割拡大
在宅医療における重度化評価
介護保険リハビリテーションの推進
病棟におけるリハビリテーション職の包括的取り組みの評価
歩行支援ロボットの評価
排泄リハビリテーションの評価
活動・参加に資するリハビリテーションの評価
退院支援の評価
病院における認知症評価

これらは10年前には想像もつかないような改定項目である。

10年前のPT・OT・STがこの内容を知ることができれば、間違いなく仰天していることだろう。

まさに、10年前の非常識が、今の常識になったと言える。

果たして、PT・OT・STの働き方は今のままでよいだろうか?

担当患者をベッドに寝かせて、ベッドの半径50cmで働いているセラピストが大半である現状と2016年度診療報酬改定が求めている仕事内容には齟齬がある。

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効果的なFIM利得のためにセラピストは何をするべきだろうか?
退院支援に携わるためにセラピストは何をするべきだろうか?
排泄リハビリテーションを依頼されたら対応できるだろうか?

地域包括ケアシステムが、推進される今日の医療・介護の現場では、多くの課題が顕在化している。

その顕在化した課題に、セラピストがかかわるチャンスが到来している。

診療報酬改定を単なる点数の改定としてとらえているセラピストはその時点で間違いなくキャリアデザインに一歩も二歩も遅れている。

あなたは、2016年度診療報酬改定から何を読み取りますか?