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PT・OT・STが知っておきたい介護保険を用いたサービスの種別

保険給付の種別

介護給付とは、要介護者に対してなされる給付である。
居宅サービス・地域密着型サービス・住宅改修・居宅介護支援・施設サービスなどが給付の対象となるものである。

予防給付とは、要支援者に対してなされる給付である。
介護予防サービス、地域密着型介護予防サービス・介護予防住宅改修・介護予防支援などが給付の対象となるものである。

市町村特別給付は、要介護者・用支援者に対してなされる市町村独自の保険給付である。
条例により給付するサービスを定め、財源を第一号被保険者の保険料としている。

地域支援事業
介護予防を推進するために、地域支援事業が保険給付とは別に定められている。
なお、予防給付の介護予防訪問介護と介護予防通所介護は、2017年度までに、地域支援事業の介護予防・日常生活支援総合事業に移行することになっている。

frf全国介護保険担当課長会議資料(平成26年11月10日開催)
「介護予防・日常生活支援総合事業ガイドライン案(概要)」

介護給付による提供サービスの種類

居宅サービス
要介護者が、都道府県知事の指定を受けた指定居宅サービス事業者から指定居宅サービスを受ける。
例:訪問介護・訪問入浴介護・訪問看護・訪問リハビリテーション・通所介護等

特定福祉用具販売
要介護者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、福祉用具販売の指定を受けた事業者が、入浴や排泄に用いる、貸与になじまない福祉用具を販売する。
例:腰掛便座・簡易浴槽・入浴補助用具・自動排泄処理装置の交換可能部品・移動用リフトの吊り具部品

住宅改修
住宅改修とは、住宅改修費を20万円まで支給してくれるサービスである。ただし、購入費用の1割(一定以上所得者は2割)を、対象者が負担する必要がある。原則1人1回しか利用できない。
例:トイレ・浴室・玄関

地域密着型サービス
介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らしていけるように、市町村指定の事業者が地域住民に提供するサービス。である。
例:定期巡回・随時対応型訪問介護看護・夜間対応型訪問介護・地域密着型通所介護・認知症対合型通所介護等

居宅介護支援
居宅介護支援とは、要介護(1~5)の方を対象に、居宅介護支援事業所のケアマネジャーが介護に関するご相談から手続きなどのサポートをしてくれるサービスである。

施設サービス
要介護者が都道府県知事の指定を受けた介護保険施設に入所・入院して指定施設サービスを受ける。
例:特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護療養型医療施設