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PT・OT・STとキャリア・デザイン

キャリア・デザインとは、一言で説明すると、「今まで歩いてきた道を省みて、これからの自分の道を主体的に選択し歩いて行く」ことである。

実は、人は未来のことばかりを考えてしまうが、キャリア・デザインで最も大切なことは過去と現在である。

過去の自分の歩いてきた道のりを省みたときに、自分は何を大切に生きてきたのか?自分は何を拒絶し、何を受け入れてきたのか?を感じることで、自身の価値観が明確になる。

その価値観を満たすために、現在何をするべきかを考えると自ずと未来の目標が決まる。

よく未来の目標のために現在の時点で自分自身に苦痛を与える人がいるが、そのような方法は長続きしない。

苦痛・きつい・しんどいという感情は、決して自分自身の価値観を満たすものにはならず、モチベーションが続くことはない。
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まずは、自分自身の価値観を満たすことに挑戦する姿勢が大切である。

例えば、作業療法士として働いてきた道のりを考えた場合、在宅における自立支援が自分自身の中の価値観を満たすものだったとする。

その場合、現在取り組むべきことは、担当患者の在宅復帰後の自立支援への取り組みや介護施設と連携をした自立支援の評価モニタリングを行う事などかもしれない。

これらのことを継続的に取り組めば、在宅における自立支援のノウハウが蓄積し、作業療法士の労働市場における競争優位性を高めるだろう。

特に、経験が5年から10年ぐらいのセラピストにはキャリア・デザインが重要となる。

PT・OT・STとして仕事を始めて5年~10年前後は、特段不満はないが、本当にこの仕事を続けていいのかと悩む時期である。

一方で、PT・OT・STとしての仕事は、40年以上続けていく可能性が高い。

今一度、キャリア・デザインを考えてみてはいかがだろうか。