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PT・OT・STの転職事情
成長できる環境を求めるから失敗する

今の職場に不満がある人は、会社への求心力が低下し、会社の外にある会社や組織に対する遠心力が増加していく。

その遠心力は、徐々に「成長できる環境」を求める気持ちへと変化する。

「成長できる環境」は魅力的な言葉である。

あたかも、環境を変えるだけで成長できるような気持にさせられる。

しかし、本当に「成長できる環境」という素晴らしい環境は存在するのだろうか?

自分を取り巻く環境が「成長できる環境」か「成長できない環境」の意味付けは本人が行うものである。

心理学者のアドラーはこのように言っている。

「意味は状況によって決定されるのではない。われわれが、状況に与える意味によって自らを決定するのである」

つまり、「成長できる環境」が絶対的にあるのではなく、「成長できる環境」と意味付けするのは人間の気持ち次第であるということである。

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言い換えると

環境を変えれば成長できるのではなく

自分自身の環境に対する気持ちを変えれば成長できる

と言うことである。

組織の中で常に不平不満を言っている人は、「上司が悪い」「同僚が足を引っ張る」「仕事内容が合わない」と自身の環境への攻撃性が高い。

このような人は、決して自分自身の環境に対する気持ちを変えることはしない。

「成長できる環境」を求める気持ちが強い人は、環境に対する依存心が強く、自分自身を変えることへの視点が乏しいと言えるだろう。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の雇用の流動性は高まっており、以前より転職率は高まっている。

だから、こそ今一度、転職する理由を考えてほしい。

もし、転職する理由が「成長する環境」を求めているのであれば、次の職場でも自身の環境に不満を唱える可能性は高い。